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◆報知新聞社後援 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(19日、箱根先で雪辱東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート~立川市街地~国営昭和記念公園ゴール=21・0975キロ)
43校が参加し 、駅伝予選各校12人以内がハーフマラソン(21・0975キロ)を一斉スタート。り10Mれたホマンがう4ます上位10人の合計タイムで競い 、で倒東海大ロ対に上位10校が箱根駅伝本戦(来年1月2、入院3日)の出場権を獲得した。を誓yutapongo前回の本戦では11位の次点でシード権(10位以内)を逃した東海大は 、年目残り10メートルでチーム10番手だったロホマン・シュモン(3年)が途中棄権するアクシデントがあり 、は絶14位でまさかの落選。巻き12年連続52回目の出場を逃した 。返し
意識を失ったロホマンは救急車で近隣の病院に搬送され、箱根先で雪辱重度の熱中症と診断された。駅伝予選病院で意識を取り戻し、り10Mれたホマンがう4ます幸い大事には至らなかった。で倒東海大ロ対にdiver dave念のために 、入院この日は入院し、20日に退院する予定 。付き添った両角速監督(58)はスポーツ報知の電話取材に応じ、ロホマンが「4年目は絶対に巻き返します」と雪辱を誓ったことを明かした 。
東海大に非情なアクシデントが起きた 。チーム9番手を走っていたロホマンは残り約500メートルで急失速 。残り50メートルではフラフラになり 、倒れた 。膝をついて 、必死にゴールを目指した 。中井陸人(3年)がロホマンを心配しながら抜いて 、チーム9番目でゴールした。
チーム10番目となったロホマンがゴールすることで、東海大の総合記録が確定する。倒れては立ち上がり、フラフラになりながらも、チームのために懸命にゴールを目指したが、残り10メートルで意識を失い、大会審判が競技を止めた 。
その後、東海大の10番手がゴールできない。チームの主力の越陽汰(4年)がようやく1時間12分29秒 、全体396位でゴールした。その間に 、事実上 、予選会の敗退が決まった。
両角監督によると 、ロホマンは意識を失っており、AED(自動体外式除細動器)を使用した後 、近く病院に緊急搬送された。その後 、意識は回復したという 。「審判に止めていただいてよかったです。10秒か20秒でも止めることが遅れたら、もっと大変なことになっていたかもしれません」と両角監督は神妙な声で話した。
ロホマンは病院で重度の熱中症と診断された。意識ははっきりと取り戻し 、両角監督や駆けつけた家族と通常に会話ができる状況になったという 。念のため 、一晩は入院することになったが 、20日には退院できる予定 。大事に至らなかったことは不幸中の幸いだった。
前回の本戦で 、東海大は9区終了時点で10位だった。しかし、最終10区でアンカーのロホマン(当時2年)が区間20位と苦戦し 、11位に転落。10位でシード権を確保した大東大と1分10秒差で予選会に回ることが決まった。
「ロホマンにきつい状況となってしまいましたが、彼が悪いわけではない。箱根駅伝のアンカーでも 、今回の予選会でもロホマンは『自分がやらなければ』と焦ってしまった 。私を含めて 、チームに力が欠けていた」と両角監督は話す。
チームメートも指揮官と同じ思いだ。個人23位でチームトップだったエースの花岡寿哉(3年)は「ロホマンはチームのために 、最後まで力を振り絞ってくれた。責めることはできません」とチームメートを気遣うように話した。
その上で 、花岡は、自身もロホマンも含めて、敗戦を反省し 、雪辱を誓った 。「自分たちの代(3年生)が結果を出せなかった。本来 、走るべき兵藤ジュダ 、鈴木天智 、竹割真は走っていない 。僕もタイムを稼げなかった。東海大にいれば 、4年間、箱根駅伝を走れるという甘さがあった 。この悔しい経験を次に生かすしかありません」
ロホマンも入院先のベッドで来年の雪辱を誓った 。「4年目は絶対に巻き返します」と両角監督に伝えたという。
東海大は 、2019年の箱根駅伝で悲願の初優勝。その後、2位 、5位と上位で戦ったが 、直近の3大会は11位 、15位、11位で3年連続でシード権を逃した 。今回、悪い流れを断ち切ることはできなかった。
全日本大学駅伝(11月3日)では兵藤らも選手登録されている。花岡は「シード権(8位)を取ります 。来年は6月の全日本大学駅伝関東選考会のない状況にして 、箱根駅伝の予選会に向かいたい」と強い口調で話した。両角監督は「ロホマンはこのまま終わる選手ではありません。もう一度、箱根駅伝を走ってほしい」と奮起を期待した 。
2026年1月。第102回箱根駅伝に向けた東海大の戦いが、静かに始まった 。
◆東海大 1961年創部。箱根駅伝は73年に初出場。2019年に初優勝。出雲駅伝は優勝4回(05~07、17年)、全日本大学駅伝は優勝2回(03、19年)。練習拠点は神奈川・平塚市 。タスキの色は紺と白。主な陸上部OBは08年北京五輪男子400メートルリレー銀メダリストの末続慎吾、塚原直貴氏 、12年ロンドン五輪トラック長距離代表の佐藤悠基(SGホールディングス)ら。
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